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裸身
第8章 架空の世界の中で
これから白々と夜が明けるまで、あたしは二人のドールになった………


部屋の真ん中に、真っ白な布団が敷かれている。

布団を背に、あたしは正座をした。

あたしの躯は龍谷さまに愛される?
それとも旦那様?


『約束通り、今夜瑠美子は壊れてもらおうね?私と孝太郎の手によって。』


旦那様(孝太郎)は、部屋の隅にセットされた席で、酒を片手に見物客となった。


『っん、あっ、あ、あ、あふ…ん、んーあぁぁ…』

正座したあたしに永岡の妖しい指がじわじわと迫る。
夕べの悦楽が甦り、あたしの躯は恐ろしく敏感になっていた。

微笑みながら、優しく着物の帯を解いていく永岡。
その動きはとてもゆっくりで、そのせいかあたしはますます高揚してしまう。

身ぐるみ剥いで!早く!早く!

躯に沸き上がる血の逆流。
逝きそうになる……

唇が開き、淫らにもよだれが滴り落ちる……

やっと肩が顕わになるが、衣を肩から落としてはくれない。


焦れったさが興奮を煽る。

開いた胸の乳首が痛い。尖り、敏感になった先が痺れるように痛い。


触って!弄って!


『龍谷さまぁ……』

『淫らだよ。凄くいい。』

『早く…は、や…く…ぅぅ、あっ、はあああっ!』


乱れた衣はそのまま、あたしは孝太郎に向き合う形で四つん這いにされた。

着物の裾をたくし上げ、濡れそぼったそこに永岡が突き挿す。

『ひゃあああ!んはあっ!あっ、あっ、あっ、あっ!』

恥ずかしい雄叫びをあげ、躯がのけ反った。
目前には冷ややかな視線を放つ孝太郎。

躯を貫く永岡と視姦する孝太郎に、電流が走るあたしの身と心は、もはや理性のかけらも無く、快楽を貪り、飲み込まれていった。


永岡のフィニッシュと同時に、髪の毛をわしづかみ、孝太郎はあたしにペニスを咥えさせた。

激しい奉仕の始まりである………




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