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あなた、エロい女でごめんなさい
第8章 お義兄さんの好きにして
冷蔵庫から材料を取り出したところで、旦那の着替えの用意にいく

風呂のドアを二回ノックして
「おいとくよー」と少し声を上げて言った

「「ぁあーありがとうー」」
湯気で曇った返事が返ってくる

「「なぁ、蘭ー」」

「なぁに?」

「「今日の晩御飯ー
唐揚げにオムライスにマカロニサラダに....野菜スープだろ?」」

「............!!!!」

「「外れた?」」

「なっ何で分かるの?!!」

「ふっ....俺、エスパーだから」
そう言って、ザバーッと湯船に浸かる音がした

「もう、あなたったら」
私は笑った
笑いながらキッチンへ戻る

......だから気付かなかった
旦那がその後に呟いた言葉を
聞いてなかった

「.......おまえは....単純なんだよ...」
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