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あなた、エロい女でごめんなさい
第8章 お義兄さんの好きにして
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「....ただいまーって、あれ?
もう兄貴来てんだ」
....紛れもなく旦那の声
玄関に置かれたお義兄さんの靴で、その存在に気付いたんだろう
浮いた感覚から一気に引きずり下ろされた
ドドドドとさらに鼓動が早くなって、いやな汗が溢れ出す
頭の中が真っ白になる
ふわり..
包み込むように、お義兄さんが私を抱きしめて言った
「....大丈夫、俺にまかせて」
「おーい、蘭?
いないのか?」
旦那の声が大きくなり、足音が近づいてくる
ドクンドクンドクンドクン
煩いくらいの心音
「蘭ちゃん、急いでそっちの扉から出て、ボタンをしめておいで
落ち着いて..大丈夫だから」
と、私の背中を押すお義兄さん
ほぼ、同時だったと思う
旦那がリビングに入ったのと、私が部屋から出たのと
「あっ兄貴ー」
「よっ!勝手に邪魔してるよ」
「予定より早かったんだなー
...あれ?.........蘭は?」
「....あート..イレじゃないか?」
少し詰まらせた言葉が真実味を与え
「そうなんだ」
旦那は疑いもしなかった
落ち着いてボタンを掛け合わせ、ゆっくりと深呼吸をする
ふぅー
躰の熱を下げるように
冷静でいられるように
目を閉じて開けた
カチャリとノブを回し、部屋に戻る
もう兄貴来てんだ」
....紛れもなく旦那の声
玄関に置かれたお義兄さんの靴で、その存在に気付いたんだろう
浮いた感覚から一気に引きずり下ろされた
ドドドドとさらに鼓動が早くなって、いやな汗が溢れ出す
頭の中が真っ白になる
ふわり..
包み込むように、お義兄さんが私を抱きしめて言った
「....大丈夫、俺にまかせて」
「おーい、蘭?
いないのか?」
旦那の声が大きくなり、足音が近づいてくる
ドクンドクンドクンドクン
煩いくらいの心音
「蘭ちゃん、急いでそっちの扉から出て、ボタンをしめておいで
落ち着いて..大丈夫だから」
と、私の背中を押すお義兄さん
ほぼ、同時だったと思う
旦那がリビングに入ったのと、私が部屋から出たのと
「あっ兄貴ー」
「よっ!勝手に邪魔してるよ」
「予定より早かったんだなー
...あれ?.........蘭は?」
「....あート..イレじゃないか?」
少し詰まらせた言葉が真実味を与え
「そうなんだ」
旦那は疑いもしなかった
落ち着いてボタンを掛け合わせ、ゆっくりと深呼吸をする
ふぅー
躰の熱を下げるように
冷静でいられるように
目を閉じて開けた
カチャリとノブを回し、部屋に戻る
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