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あなた、エロい女でごめんなさい
第8章 お義兄さんの好きにして
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「乾ー杯~♪♪」
お義兄さんの音頭で、ビールが並々と注がれたグラスを掲げた

「まぁ、遠慮なく食べてくれ」
と、陽気に笑うお義兄さん

「それはこっちの台詞だろ?」
一口呑んだ旦那が、呆れながら言う

「こうして一緒に食べるのなんて、すげー久し振りなんだから、細かいこというなよ」

「はいはい」

ゴクゴク....
私もそんな2人の様子を見ながら、喉を潤していた

......結局、家で晩ご飯を作った

餃子に唐揚げに....
酢豚に春雨のサラダ....
お義兄さんのリクエストで中華メニュー

「うっまー
美味しいわー唐揚げ♪
蘭ちゃん、料理上手いなぁ~
可愛いし......スタイルいいし
直樹には勿体ない奥さんだなぁ」

そう私に微笑む目の奥は、熱い

「あぁ、蘭は最高の奥さんだよ
....色んな意味で」
旦那の含みのある言い方に胸がドキリとする

「そりゃまた、どんな意味か知りたくなるねー♪」

..........知ってる...くせに
意地悪なこと

お義兄さんの視線が厭らしく私を突き刺す

その先が熱くなる 

.....ねぇ、あなた
助けて

このままじゃ私......
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