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第8章 お義兄さんの好きにして

これは......お酒のせい
きっと入ってた媚薬のせい

そう言い聞かせ自分に言い訳をする

「ぁああーｯﾂｰ」
脳内を揺さぶる快感に躰が熱くて仕方ない

絡み合うベロの温度が、私を狂わす

ヒョイと抱えられ、ソファーに寝かされた

お義兄さんが上から覆い被さる

プチプチボタンを外す長い指にさえ、欲情してしまう

「....ぃや」
その手を握り、首を振る
嫌じゃないのに…嘘を付く

「....嘘ばっかり
クスッ......イケない子だね....」
お義兄さんは、そう言って私の頭を撫でながら、唇を塞いだ

「んっーﾝﾝーー......んふぅーー....ンンンﾝｯー」
....それは、お仕置きの様な激しいキスだった

舌を絡めとられ、強くベロを這わせて吸ってくる

口内全部を隙間なく犯していく熱い舌遣いに、腰が砕けちゃう