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新人女将の淫乱調教♡
第5章 経理の木月
木月から晩御飯の誘いをうけて美織は

京都の鴨川沿いの店を訪ねた。

二人で店に向かうかと思ったら先に木月は

店内に入り待っていたのだ。

これじゃデートと言えないわ…。

それとも旅館の皆に知られたくないから?

美織は後から店に入るとメニューに目を通した。

おしゃれな木彫りの壁掛け。

奥の川床も賑わっている。

注文を受けに来た店員が呟く。

「珍しいですね。木月さんが女性と二人で来るなんて。」

美織は愛想笑いで返した。

「あんまり美味しくなかったか?」

「いえ…」

落ち着かないわよ。木月さんとご飯行くなんて思ってもみ

なかったし。

美織は味のしない鴨のローストを口に運んだ。

木月さんの顔ってじっくり見ることなかったけど

切れ長の目、鼻が高くてカッコイイ方なんだろなー

私にはわからないけど…

後ろのテーブルの女性客が騒いでるのが聞こえるもの。
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