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素肌のままで
第1章 す
そんな時、人事部の課長に呼びだされた。
「神戸支社に1ヶ月行く気はないか?」
「神戸・・・ですか?」
神戸?
「そうだ。1ヶ月だけの短期なんだが」
「1ヶ月、ですか」
何それ。超短期なんですけど。
「短期なのですぐに動ける人間が欲しいということで契約期間が切れる西田さんに
声をかけてるんだが・・・条件が悪いことは承知してる」
確かに。なんですか?その1ヶ月って。
でも、次の仕事は決まっていない。
この不況で、ここ以上に時給が高いところは早々ない。
1ヶ月、土日は観光が出来るはずだ。
「分かりました。契約明けに神戸に向かいます」
「いや。悪いんだが、明日から行かれるかな?」
「はぁ?」
明日?
「契約は1ヶ月延長という形で」
「良いですけど・・・」
どうせ一人暮らしだ。
社内は制服だし、最低限詰められる服だけ詰めて行けばいい。
何かあっても帰れない距離じゃない。
「じゃぁ、頼むよ」
何が何だか良く分からぬうちに
私の、神戸支社の1ヶ月が始まった。
「神戸支社に1ヶ月行く気はないか?」
「神戸・・・ですか?」
神戸?
「そうだ。1ヶ月だけの短期なんだが」
「1ヶ月、ですか」
何それ。超短期なんですけど。
「短期なのですぐに動ける人間が欲しいということで契約期間が切れる西田さんに
声をかけてるんだが・・・条件が悪いことは承知してる」
確かに。なんですか?その1ヶ月って。
でも、次の仕事は決まっていない。
この不況で、ここ以上に時給が高いところは早々ない。
1ヶ月、土日は観光が出来るはずだ。
「分かりました。契約明けに神戸に向かいます」
「いや。悪いんだが、明日から行かれるかな?」
「はぁ?」
明日?
「契約は1ヶ月延長という形で」
「良いですけど・・・」
どうせ一人暮らしだ。
社内は制服だし、最低限詰められる服だけ詰めて行けばいい。
何かあっても帰れない距離じゃない。
「じゃぁ、頼むよ」
何が何だか良く分からぬうちに
私の、神戸支社の1ヶ月が始まった。