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契約的束縛・誘惑なる秘密
第7章 ミュンヘン-過去の遺恨
ツカツカと歩みを進め、私をベッドに下ろしながら本郷さんも覆い被さって来る‥
逃げないよ、大切な本郷さんだもの。
「脱がせて良いか美波?」
「うん‥‥私を本郷さんの好きにして‥‥」
「あまり煽ってくれるな、手加減出来なくなるぞ」
困ったように笑う本郷さんの瞳、だけどその瞳の奥にある確かな欲情の瞳‥
本当に良いの、本郷さんの心のままに私を抱いて?
私もその方が良いから。
「‥‥‥あっ‥‥‥」
ふわっとしたプリント柄のシャツを捲られ、見えたお臍にキス‥
待機という事と居城の外という気楽さで、今の私はプリントシャツとミニフレアースカートの軽装姿。
本郷さんもTシャツにスポーツウェア、全然変わっていない本郷さんの私服‥
こんな軽装だから簡単に脱がされ、あっという間にブラとパンティのみにされてしまった。
それに合わせるように、本郷さんも服を脱ぎ出す‥
日本に居た頃より逞しく、そして日焼けした本郷さんの躰、上半身満遍なく日焼けしているという事は裸で居たの??
「??
どうした美波?」
「躰中しっかり日焼けしてるなって‥」
「これか?
勿論普段は服を着て仕事をしていたが、中途半端な日焼けになってな、どうせだからと空き時間に服を脱いで日焼けに勤しんでいたんだ」
「くすっ‥
本郷さんらしいね?」