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契約的束縛・誘惑なる秘密
第4章 男達との再会ー宮野ー
アメリカネバダ州・ラスベガス
回りを砂漠に囲まれた、夏暑く冬寒い土地‥
だがこのラスベガスには世界中の夢がある、不夜城と言われるカジノという夢が人々を魅了し、毎日巨万の富が動く。
そんな中で俺、宮野要はカジノに見向きもせずに、Cross sels(クロスシールズ)中央が運営するラスベガス支部で、毎日調教師として奮闘中なんだっ!
調教師だけじゃない、俺に出来る事だったらなんでも、手先が器用なのが俺の特技なんだ、それを我流じゃ無く正確に覚えたいと我が儘を言って、ショーの無い昼間は大学の講義を受けてる。
(うーー
難しいだろこれはぁー!?)
受けてる講義は機械工学、高校もマトモに出ていない俺にすれは超難解‥
それでもこの1年以上で追い付けるようにはなった。
腕力も武器の扱い方もダメな俺‥
ラスベガスに来てから銃の訓練も受けたさ、全然役に立つレベルにならなかったけど、だから変わりにこうして手先の方に目を付けたんだよ。
(もう足手纏いは勘弁な‥
俺もみんなの役に立ちたい)
あの時の俺は、主催に戦力外って言われるくらい何も出来なくて‥
仁科も本郷さんも、美波まで頑張っていたのに、俺は見ているだけしか出来なかった、今考えても悔しい思い。