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契約的束縛・誘惑なる秘密
第12章 香港ー記憶の彼方



私に取って血は身近なもの、だけど普通に考えれば大量の血を見る事なんて少い‥
考えられるのは事故直前の記憶とか、誰かが殺された記憶とか、それが原因で記憶を失った可能性。


どれを取っても、ウードゥさんに良い記憶じゃ無いよねこれって‥
思い出せないという事は、躰と心がそれを否定しているから‥‥ウードゥさんがウードゥさんで居る為に、心が拒絶したんだと思う。



「‥‥私に出来る事‥‥無い?」


「・・このまま居させてくれ・・
思った以上に心地良いんだ、あんたの抱き心地が、このぬくもりが、仄かな良い匂いが‥‥少し安心出来るぜ」


「‥‥そう‥‥
良いよこのままで‥‥私は多分ウードゥさんの事は嫌いになれないから」


「嫌いになれないか‥‥少しは期待してしまいそうだ‥‥
‥‥にしても、人の心配より自分の心配をしたらどうだ??」


「それは大丈夫よ心配しないで‥‥」


「心配するなってなあ‥‥」


「‥‥大丈夫なの本当よ‥‥」


腫れていない方の頬に触れ、お返しの軽いキスの後、予想以上に柔らかい髪に触れ、ゆっくりと撫で下ろす‥
ウードゥさんも首筋から頭を上げる事無く、私達はずっとこうして抱き締め合っていた。


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