この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
契約的束縛・誘惑なる秘密
第13章 香港ー皇帝という男
「それともう1つ、カイザーは盟主を狙っております、正確には盟主がお持ちになる神秘性の秘密と言った方が良いかと‥
多分裏には死の天使、Cross selsという枠に収まってしまえば、盟主には手を出せない、だからカイザーを使う事を考えたそう思っています」
「‥‥ドイツで死の天使に会いました、ですが死の‥‥いえ、ヨーゼフ・メンゲレに強化された腕力は無いんです‥
あの男は腕力より、老いる事の無い躰を選んだ、腕力か若さどちらか1つ、あの男の言った言葉、とすれば実行動はツインドラゴンに任せているんでしょう」
「会っていたんですか盟主!?」
「もう腐れ縁ですね、ですがあの男は私の事をコンラート・ゼクスとして認知しているにすぎませんが、昔私があの男に実験を依頼したのが、今回の出来事の始まり‥
ですから‥‥私の手で始末を着けなければならない、それがCross selsでしょうイェンフゥイ?」
「・・・盟主・・・」
「此処まで調べてくれた事、感謝していますよ‥
ですが盟主としても、コンラート・ゼクスとしても狙われていると知った今、始末するのは私の責務‥‥
幸いツインドラゴンの幹部というのは少数と噂されていますし、纏めて処分して差し上げます、今度は手加減無く」
私に楯突く者には死の鉄槌を‥‥
それがCross selsの基本、盟主の在り方の1つ‥
全員を守る為、ツインドラゴンは根こそぎ潰します。