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契約的束縛・誘惑なる秘密
第14章 香港ーすれ違う心
これって話ちゃダメな事だよね、アリアンと遺物の事は秘密、これがCross selsの中では普通なの‥
本部でも遺物は崇めても、遺物が何たるかは知らず、それが一般的なんだって。
「守護‥‥Cross selsの神秘性‥‥
確か調べようとすればCross sels内部でも殺られる、そう聞いた事がある」
「だから話過ぎました、知らない方が良いんです、そういう目は怖いもの‥‥
あっ!ウードゥさんに何か持って行きたいんですけど、適当に見繕って貰えませんか?」
「あ・・ああ・・
良いぞ、アイツの好みそうな食いもんか、本当に適当に作ってやる」
「‥‥くすっ‥‥」
ごめんなさい話をすり替えて‥
だけどこれだけはダメ、神秘性に触れようとすれば死の制裁が待っている、分かっているのにミングイさんが話易いからつい‥‥私の方がしっかりしなきゃ。
結局少しだけツインドラゴンの話は聞けた、昨日のウードゥさんの話と合わせても、幹部は全員身体強化されていて、幹部の人数は7人‥
でも昨日私がやってしまったから、今は6人だよね。
その後ミングイさんに、私でさえ驚く量のお持ち帰り用の食べ物の山を貰い、普通を装って挨拶をしてから屋台を出た‥
次に向かうのは、ウードゥさんのあのマンション‥‥居るのかな??