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契約的束縛・誘惑なる秘密
第14章 香港ーすれ違う心
「ひゃあ! ああんっ‥‥」
「マ○コも良い匂いがするぜ、躰中何処に触れても誘うような甘い匂い‥‥
‥‥気持ち良さそうだな?」
「気持ち‥‥良い‥‥
甘い匂いは多分香油のせい‥‥‥あっああっっ!!」
パンティ越しにクリトリスを甘噛み!
やぁん!それ弱い!!
櫻澤さんに開発されたクリトリスは、ずっとあの頃のまま、自分の意思である程度小さくなるとは言われたけど、私はそのままを選んだ‥‥だって、それが皆が知っている私だから、それを変える気なんて無かったの。
「噛んだら更に硬くなりやがった、それにパンティからでも分かるぜ、マ○コ汁で濡れ濡れだってな‥
直接責めて欲しいんだろ?ん、サザンクロス??」
「‥‥‥‥‥
直接責めて欲しい‥‥」
少しだけ、本当に少しだけサザンクロスと呼ばれた事が気になった‥
ウードゥさんは知らない、私はウードゥさんに本名を教えていない、だから"美波"と呼んで貰えない、それが少し悲しい。
その声で呼んで欲しい、儚い夢だと分かっていても、もう一度だけその声で"美波"と呼んで欲しい‥‥
私の我が儘‥‥やっぱり私はウードゥさんの影に、既に居ない櫻澤さんを映しているんだね。
ウードゥさんに対して、やるせない気持ちと、申し訳無い気持ちがない交ぜになって私を襲う‥
心が悲鳴を上げているの、本当の私を見て欲しいと。