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契約的束縛・誘惑なる秘密
第15章 香港ー日本への伝(つて)
「俺の得意のゲームが、こんなに変わるなんて俺自身でも思わなかった‥
見付けてくれて、アドバイスしてくれた人に感謝してる」
「そうなんだ、良い人に出会えて良かったね宮野さん」
「おぅ!
ラスベガス大正解!!」
「くすっ‥‥」
そんなたわいもない話をしながら、ミングイさんの屋台へ‥
‥‥本当は先ほどの話で複雑そうだった宮野さんを、私が連れ出したの、少しでも宮野さんのストレス解消になれば、それで良いよ。
「こんにちはミングイさん!」
「ほっ?
こりゃまた、今日は人連れか」
「前に話した私の仲間です、でも中国語ダメなのよね、どうしよう?」
「アジア系だろ?」
「宮野要さん日本人です」
「日本人‥‥日本語か、多少は分かるぞ、日本の情報も扱っているからな‥‥
んっ‥‥"いらっしゃい、何にしますお客さん?"」
あら本当、ミングイさん多少じゃ無くて、ちゃんとした日本語でした‥
私の方が深読みしたみたい。
「あ‥‥え‥‥俺ぇー?
えーと何頼むの美‥‥‥サザンクロス??」
対して宮野さんの方がしどろもどろ、これって笑っちゃいそう、だって宮野さん片言日本語なんだもん。