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契約的束縛・誘惑なる秘密
第4章 男達との再会ー宮野ー
「・・・行く・・・
ずっと待っていたんだ、俺の大切な人達からの連絡を‥
俺の中では、みんな以上に大切なものは無い、家族以上に大切で一緒に居たい仲間だから、場所は何処でも集まるんだったら行くよ」
ドイツでも全員集まるんだったらそれでも良い、仁科の事だから絶対に考えがあると思う‥
だから俺は、この手紙のようにドイツに行こう。
行って仁科や本郷さん、そして美波にもう一度会うんだ!!
「止められんなこれは‥‥
本部からの無言の圧力では、こっちが分が悪い‥
新天地でまた頑張るんだな宮野」
「はいっ!!」
ゴードン・ティアニーのお許しも出て、俺は晴れてドイツへと旅立つ事になる‥
勿論行く前に色々と小細工はしたさ、それが俺らしいだろ?
もうただの足手纏いにはならない、俺は俺らしくみんなの役にたちたいし、やっぱり男だから美波を守ってあげたい。
その為に必要な先行投資と言っても良いのかな?
ラスベガスじゃないと出来ない事だってあるから、その手続きと準備をしっかりして、俺はピアスを手にドイツへと旅立った。
みんなと再会する為に・・・・・