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契約的束縛・誘惑なる秘密
第21章 日本ー遺物の秘密とルークの葛藤

階級持ちが沢山居る広場じゃ話にならないと、本郷さん達が使うゲストルームまで移動して来たんだけど、アリアンは椅子に座った私にくっ付いたままという、宮野さんがむくれそうなこの状態で、仁科さんは話をする事にしたみたい。

「広島の時に一応話はしましたが、彼はアリアンロット、遺物の意識体になります」

「意識体って美波に張り付いているじゃん」

「実体化出来ますからねアリアンは」

「俺はあの遺跡に意思があるだけで驚きだ」

「遺跡じゃない遺物だもん
僕は遺物そのもので、普段はドイツの遺物の中に居る
でもずっと見てた、僕は世界中何処でも見れるから
特にユウトとミナミが居る場所は、はっきり見えるんだ」

「遺跡と遺物は違うのか仁科?」

「つか、なんで美波の膝の上なんだよ、たくっ」

「まあまあ、本郷さんも宮野さんも落ち着こう?」

私が言っても説得力が無いのかな? だってアリアンは私の膝の上に座ってしまったし、遺跡と遺物の細かい事って、私より仁科さんが説明した方が説得力がありそう。

「どう答えれば良いやら
先ず遺物本体があり、その回りを遺跡が取り囲んでいます、此は簡単な説明
実際は遺物がメインであり、その補助の為に遺跡があるんです、本部遺跡の儀式の間も遺物の補助的役割であり、アリアンは遺跡を通して私や美波の声を聞いているに過ぎません
……説明難しいですか?」

言葉で説明すると難しいよね、私だって初めは悩んだもの。
遺跡と遺物は同じようで別、ああ説明が難しいよ。


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