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契約的束縛・誘惑なる秘密
第22章 日本ー仮拠点完成

「器材と言っても、ショーをやる訳じゃないんだから、主に調教道具だよね宮野さん?」
「一口に調教道具って言われてもなぁー
バイブからロープまで、結構細かい」
「……だよね」
1人を調教するのに使う道具の数々、腸管理の浣腸から縛りプレイのポール、鞭や責め道具等々、考えるだけで何れだけあるの?
「最初は市販で買える物?
ドラックストアーとかで、管理用品は買えるんだ。
次にバイブのようなアダルト用品、此も市販もアリなんだけど、拘った物は内々流通の方が良いんだよ」
「宮野さんが作ったのもあるよね?」
「あるあるー!
あのピストン装置は、俺の自信作だって」
再会するまで、宮野さんはCross sels……それも中央に沢山の器材を開発提供しているのよ。
だから、宮野さんにすると、そちらが普通。
でもどうやって流して貰うかが問題。
「中央の物って、こっちにも流して貰えるのかな?」
「どうなんだろ?
今の俺達って本部管理なんだよね?
幾ら本部の方が偉いっても、調教関係まで優先されるのかなぁ?」
うっ、宮野さん一番痛いところを突くんだから。
確かに本部って、調教や人身売買は無関係に近い。それをどうにかしようの話なのに、いきなり言われちゃうんだもの、私が困るでしょう?
「ルークを通して回す事は出来るみたい。
後は香港から回して貰うと、仁科さんが言ってた」
「香港って……
仁科の事知らないんじゃね?」
「本部支部長イェンフィさんは、仁科さんの事を知っているよ。
だから、香港から横流し……に、なるのかな?」

