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契約的束縛・誘惑なる秘密
第28章 香港―苦痛とレリース
「ヴ……ア"……」
幾ら痛みに強くなったといっても、痛みがなくなるわけじゃない。両乳首にクリトリスと太い針を打たれ、糸で千切れる程に吊るされれば、私でも痛みと苦痛はやって来る。
それに加え、周りを囲んでいる男達が私を犯し……私はまた男達に好きなようにされるんだ。あの上杉組と同じように……。
「マ○コから、はみ出るクリトリスってのが卑猥だぜ」
「まだ伸びるんじゃないか? おい、もう少し吊るせよ」
「ア"……ア"ア"……」
私の胎内を犯しながら、糸を引っ張る男。クリトリスが痛みに赤く充血しても、ニタニタ笑い、まだ糸を引くの。もう限界まで引き伸ばされているのに、このままじゃ本当クリトリスが千切れてしまいそう。
「くっくっくっ……またマ○コが締まったぜ?」
「アナルも、ぺニスが食い千切られそうなほどキツキツ」
「どれ、勃起クリトリスをしごいてみるか」
「ッッ! ア"ッア"ア"ーー!!」
指が私のクリトリスを摘まみ、上下に擦られる。感じたくないのに、私の躰は無理矢理与えられる快楽を享受してしまう。私の中のM属性が、この破壊的な行為に反応するのを止められない。
(私また……。
汚されるのはいい、でも堕ちるのは嫌。私が持つ小さな矜持)
似たような事で、私は一度堕ちた。暫く心のトラウマになるくらいには落ち込んだよ。だって私は堕ちなかったから此処に居るんだもの。……それでも皆は、こんな私を受け入れ心配してくれた。なのに、また同じ事になるなんて……。