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契約的束縛・誘惑なる秘密
第28章 香港―苦痛とレリース
(誰かが傷付くのは嫌。それくらいだったら、私が傷付いたほうがいい)
ウードゥさんとレンさんが縛られ、レンにナイフが刺さった時に私は決めたの。例え汚されても、私が替わりになれば済むんだって。
実際にその通りだよね、こんな台に拘束されて、ぺニスを何本も受け入れているんだから。
オマ○コからも、アナルからも絶えず男達の残滓が溢れ流れ、私の躰はもう……。
(それでも私は……)
呻くだけで声を出さず、理性を保っている事を必死に隠し、ただされるがままになっているだけ。
気付かれれば更なる追い打ちが待っているくらい、私だって分かる事だよ。そうならない為にも、今のままを維持しなきゃならない。
もし快楽に溺れ堕ちてしまったら、仁科さんに伝わってしまう、それだけは避けなければ……。こんな姿の私を仁科さんが見てしまったら、タダで済むとは思わないから。
「ア" ア" ア" 」
「過ぎてぶっ壊れたかこの女?」
「普通ぶっ壊れるだろうよ」
「まぁそうだな。壊れても使えればそれで文句はないぜ? こんな外人女を犯す機会など、めったにないんだ」
「全くだな。アジア女じゃこれは味わえねぇって」
蹂躙され、吐き捨てるように残滓を流し込まれても、それでも私は耐える。耐えなきゃいけない。……出来るよ守る為なら、私はどうなっても構わない。
仁科さんのお陰で変わった私の躰は、こんな時でも有利に働く。苦痛はあれど、この程度であれば、堕ちることなんてまずあり得ない。それが今の私。