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契約的束縛・誘惑なる秘密
第6章 ミュンヘン-調教師と調教者

大統領一行が居城から離れたので、この本部遺跡も通常に戻り、私は本郷さんと宮野さんを連れ立って、基本的な居城と関連施設の説明。
「多少は法則性があるな、これなら俺は大丈夫だが宮野は?」
「んー?
ダンジョンだと思えば楽勝」
(私より簡単に覚えるし‥‥)
2人共道には強い方らしく、この複雑な本部遺跡を楽々クリアー
私は数ヵ月掛かったなんて言いたく無い。
教える目的で歩いてはいるけれど、本当は新たに近衛階級になった2人の顔見せが本当の目的で、ルークでは無く私か仁科さんが付いて歩く事に意味があるの。
『盟主のモノだから手出しするな』
この意味が込められている訳、これも2人が来る前に話し合ったんだよ?
そんなデモンストレーション的な本部遺跡案内も終わり、晴れてミュンヘンへ!
移動は車、これは仁科さんの趣味‥‥だけど驚いたのは宮野さんが国際免許を取得していた事!
「だってさ、何時までも足手まといは嫌じゃん」
「それは俺も思ったさ、タンザニアで野性動物保護官なぞしていたのもその為、お陰でこの体力だ、ついでに実践訓練も受けた」
「‥‥‥実践‥‥‥」
どうしても引っ掛かってしまう‥
実践という事は‥‥銃を使うんだよね?
私はまだ割り切れていない、櫻澤さんの事、櫻澤さんを撃った銃の事。

