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第6章 別れた後
「架純ちゃんは俺のこと避けてるよね?
話しかけたら何歩か後ろに下がるもんね。」
「あ…すみません」
「謝らなくていいよ。
しつこいってよく言われる。
でも好きだと思ったらすぐ声かけないと
他の男に取られたら悔しいじゃない。」
「はぁ…。」
会話の合間に入る無言の空気。
なんか気を使うなー…
部長といるときの方がいい。
無言でもゆっくり流れる時間が好き。
と言っても数時間しか一緒にいないから
早く時間がながれる。
「架純ちゃんは結婚願望とかある?」
佐伯さんの言葉に頭の中の部長を掻き消す。
「…あ、友達が結婚してるの見ると
羨ましい気もしますが
私はいつか そんな人と出会えれば…」
「相手は自分から探さないとね。待つんじゃなくて」
「たしかにそうかもしれませんねー」
「例えば俺とか?」
「んー佐伯さんではないと思います。」
「うわっ…傷ついた!
架純ちゃん ドライな事言うねー。」
安心した、本気で凹まれたらこっちが気をつかうわ。
話しかけたら何歩か後ろに下がるもんね。」
「あ…すみません」
「謝らなくていいよ。
しつこいってよく言われる。
でも好きだと思ったらすぐ声かけないと
他の男に取られたら悔しいじゃない。」
「はぁ…。」
会話の合間に入る無言の空気。
なんか気を使うなー…
部長といるときの方がいい。
無言でもゆっくり流れる時間が好き。
と言っても数時間しか一緒にいないから
早く時間がながれる。
「架純ちゃんは結婚願望とかある?」
佐伯さんの言葉に頭の中の部長を掻き消す。
「…あ、友達が結婚してるの見ると
羨ましい気もしますが
私はいつか そんな人と出会えれば…」
「相手は自分から探さないとね。待つんじゃなくて」
「たしかにそうかもしれませんねー」
「例えば俺とか?」
「んー佐伯さんではないと思います。」
「うわっ…傷ついた!
架純ちゃん ドライな事言うねー。」
安心した、本気で凹まれたらこっちが気をつかうわ。