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第7章 看病
「望月部長、書類持ってきました。」
書類には付箋があって
今夜空いてますか?
の架純からのメッセージつき。
近くのデスクの女子社員の足元に
書類が落ちる。
「やだぁー伊藤さん 知らないの?
望月部長は社内恋愛しない人なのよ?」
「…。」
「いいんだ。俺たち付き合ってるから。」
ザワッ…
仕事中だった女子社員が手を止める。
「えっ?いつの間に付き合ってたんですか?」
「部長は伊藤さんに1番冷たい対応だったじゃないですか
っ」
「1番好きな子には照れるから顔見れないんだ。」
「そうだったんですか?」
架純と女子社員はハモった。
「はっ…初耳です。
私は割り切った関係にしたいのかと…」
「そんなわけないだろ。」
あーはいはい
彼女もちになった部長には興味ないと言って
女子社員は仕事へ戻る。
仕事帰り
架純は部長に問う
「いいんですか?一緒に帰ったら
あなたのファンが減って
仕事に支障出ても知りませんよ?」
「かまわないよ。
お前がいたらそれでいい。」
「部長、自分で言っといて真っ赤ですよ。」
望月は鞄で頭を伏せた。
書類には付箋があって
今夜空いてますか?
の架純からのメッセージつき。
近くのデスクの女子社員の足元に
書類が落ちる。
「やだぁー伊藤さん 知らないの?
望月部長は社内恋愛しない人なのよ?」
「…。」
「いいんだ。俺たち付き合ってるから。」
ザワッ…
仕事中だった女子社員が手を止める。
「えっ?いつの間に付き合ってたんですか?」
「部長は伊藤さんに1番冷たい対応だったじゃないですか
っ」
「1番好きな子には照れるから顔見れないんだ。」
「そうだったんですか?」
架純と女子社員はハモった。
「はっ…初耳です。
私は割り切った関係にしたいのかと…」
「そんなわけないだろ。」
あーはいはい
彼女もちになった部長には興味ないと言って
女子社員は仕事へ戻る。
仕事帰り
架純は部長に問う
「いいんですか?一緒に帰ったら
あなたのファンが減って
仕事に支障出ても知りませんよ?」
「かまわないよ。
お前がいたらそれでいい。」
「部長、自分で言っといて真っ赤ですよ。」
望月は鞄で頭を伏せた。