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第2章 内緒のセフレ
望月さんに会えるのは木曜の夜が多い。

翌日金曜が望月さんの休みだからだ。

私の休みの曜日を合わせた。

「居酒屋 喜八」

会社の歓送迎会よくする店とは

離れた居酒屋で望月さんと飲む。

ネクタイを少し緩める姿もまたカッコイイ。

「伊藤さん、最近どう?

合コン行ったらしいじゃん。」

「あー…良い人いませんでした。」

「そっか。」


嘘。

気にかけてくれてた男性が居たけど

望月さんがいいから食事の誘いも断った。



望月部長は居酒屋までは伊藤さん

ベッドの上では架純と呼ぶようになった。
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