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お前がすきでたまらない
第19章 啓介の恋模様
「そうなんだよ」
「だから、このはは俺の焼いた肉を食べてれば良いんだよ」
素直なこのはに笑いが込み上げる
でも、俺と居る間は俺に任せておけばいいんだ



「じゃ、続き食べようか?」
「それとも、デザートにする?」
優しく聞いた


「で、で、でも・・・啓介さん食べて下さい」
「私ばっかり食べちゃって・・・」
まだ俺に気を使っているのか?


「ん?俺?」
「ちゃんと食べてたけど・・・」
「知らなかった?」
少しだけからかう様に言ってみる


「あの!!啓介さん」
ハッとした様に俺に話しかける


「ん?何?デザート?」
それともお肉?


「いえ・・・そうではなくてですね・・・」
「あの・・・女の人もお肉・・・焼いてます・・・よね?」
ばれた(笑)


「おお!!本当だ!!」
白々しく演技した
まるで初めて知ったかの様に


「俺は親に「焼肉は男が焼くもんだ」って教わったんだよ(笑)」


隣を見るとどうやら女性同士と母親だった



「女性同士だったり、お母さんだったりしたら別だよ」
「デート中のカップルは男が焼くのがマナーだと教わったんだ」
嘘じゃない
俺は親父にそう教わった
それを素直に信じるこのはが可愛い




ってか、周りにカップルが居なくて良かった~~
と、安心した

「あの人たちもカップルですけど・・・」
なんて言われたら何て言おうかな?(笑)

「デートじゃないんじゃない?」
って誤魔化そう(笑)




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