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お前がすきでたまらない
第20章 二人の恋模様
ドライブの後、本屋さんに寄ってくれた啓介さん


「良かった!!」
「まだ開いてたな!!!」


私が本を探していると

「これ、読んだ事ある?」

見ると夏目漱石だった

私は夢十夜が大好きで目を輝かせていると

「俺も好きなんだ」



まさか!!
もしかして!!!
「月が綺麗ですね」の言葉の意味を知ってたの?
だったらどうしよう!!
恥ずかしいし、私が好きだなんて・・・
啓介さんが困っちゃう・・・


「あ、あ、ああの・・・」
「啓介さんも本が・・・お好きなんですか?」
ごまかすように言った


「うん。」
「なんで?意外だった?」
ニンマリと笑う啓介さん


で、で、で、でも本が好きなだけで意味は知らないかも知れないし・・・
月が綺麗なのはほんとだったもん・・・
啓介さんが好きなのもほんとだけど・・・


「き、き、き、気が合いますね・・・」
モゴモゴしながら俯いた


「そうですね・・・」
「気が合いますね・・・」
クスリと笑う啓介さん


優しい言葉に頭がクラクラして・・・
迷惑だってわかってるのに・・・
どうしよう・・・
好きがとまらない・・・





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