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第20章 二人の恋模様

「お！！」
「美味そうだな！！」
このセリフ何回言ってんだろうな

しかも朝から昨日の残りのカレー(笑)

「味が染みてて、昨日も美味かったけど今日も美味いな！！」
そう言うとポポポなこのはは嬉しそうに笑った

その顔が見れるなら何だっていい・・・

「昼飯も期待できるな！！」

「はい！！」
「いっぱいご飯炊いたのでおにぎり作りました！！！」

自信満々なこのは

おにぎり(笑)
今度は塩かかってるかな？

「啓介さんお仕事忙しいので・・・」
「手軽に食べれたらいいなって・・・」

そんな事まで考えて作ってくれたんだ・・・
本当に今までこんなに俺の事考えてくれる人はいなかったよ・・・


「昼まで待ち遠しいな！！」
「今日の仕事は昼飯が楽しみで捗らないかもな！！！」

「このはもちゃんと昼飯食べるんだよ」

「はい！！」
「まだカレーが残っているので食べますね！！！」


どんだけ作ったんだよ(笑)

「いっぱい作ったんだな」

「あっ・・・」
「どれ位、作ったらいいのかわからなくて・・・」
恥ずかしそうに俯く

もしかして晩飯もカレーかな？
なんてからかいたくなるけど、言わないでおこう
俺の為にいっぱい作ってくれたんだよな


このはの気持ちが何よりも嬉しいよ・・・