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お前がすきでたまらない
第21章 ライバル?
「あっ」
「啓介さんおかえりなさい」

「私ったら少し寝ちゃってたみたいで・・・」
「今、起きた所なんです」

「だから・・・」
「電気もつけてなくて・・・」

「あの・・・」
「啓介さんよりお風呂先に入ってもいいですか?」
「寝起きで・・・その・・・」
「顔が腫れてて・・・」


珍しいな
このはからこんなに話すなんて・・・

もちろん風呂は全然構わないが・・・

なんでこっちを見ないんだ?
さっきから俯いてばかり・・・


「このは?」
「何かあったんじゃないのか?」
このはが心配で聞いてみた



「・・・何でもないんです」
「・・・あの・・・」
「お風呂頂きますね」


俯いたまま急いで風呂へと去ってしまった




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