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お前がすきでたまらない
第21章 ライバル?
「あの!!」
「啓介さん!!!」

このままじゃダメだ
思い切って聞いてみよう




「・・・あの・・・」

「昼間・・・なんですけど・・・」

「私がお昼ご飯のカレーを食べてる時に・・・」

「チャイムが鳴って・・・」

「出るのが怖くて・・・」

「それで・・・」

「何回かチャイムが鳴るので・・・」

「玄関に行ってみたんです・・・」

「そしたら・・・」

「「啓介いないの?」って・・・」

「「しょうがないわね」って言って帰られたんですけど・・・」

言おう言おうって思うけど・・・
どうしても怖くて少しづつしか言えなかった




「・・・女の人の声でした・・・」

後ろ姿しか見てなかったけど・・・
きっと綺麗な人でした・・・

「あの人は・・・」
「誰ですか?」


精一杯の勇気を振り絞った・・・





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