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お前がすきでたまらない
第22章 ユキ

俺が刑事になって一人暮らしを初めてからもユキが度々、家に来た
いい加減本当にうざくなって
「・・・なぁ?」
「ユキ?」
「いい加減俺の事ばっかりじゃなくて・・・」
「自分の事考えたら?」
「・・・例えば・・・」
「彼氏つくるとかさ・・・」
そしたら俺よりも彼氏を大事にするだろ?
「ユキはさ・・・」
「 結構美人なんだから・・・」
「すぐにユキを大事にしてくれる人が出来るよ」
すると
「・・・啓介より・・・」
「・・・良い男なんていないもん・・・」
ユキ・・・
そう言ってくれるのは嬉しいが俺たち姉弟だろ?
俺の事、大事に想ってくれるのは有難いよ・・・
だけど
それじゃダメだろ?
ユキはもっと幸せにならないと・・・
たった一人の姉弟だ
俺だってユキの幸せを望んでる
ユキを幸せにしてくれるのは俺じゃない
いい加減本当にうざくなって
「・・・なぁ?」
「ユキ?」
「いい加減俺の事ばっかりじゃなくて・・・」
「自分の事考えたら?」
「・・・例えば・・・」
「彼氏つくるとかさ・・・」
そしたら俺よりも彼氏を大事にするだろ?
「ユキはさ・・・」
「 結構美人なんだから・・・」
「すぐにユキを大事にしてくれる人が出来るよ」
すると
「・・・啓介より・・・」
「・・・良い男なんていないもん・・・」
ユキ・・・
そう言ってくれるのは嬉しいが俺たち姉弟だろ?
俺の事、大事に想ってくれるのは有難いよ・・・
だけど
それじゃダメだろ?
ユキはもっと幸せにならないと・・・
たった一人の姉弟だ
俺だってユキの幸せを望んでる
ユキを幸せにしてくれるのは俺じゃない

