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お前がすきでたまらない
第22章 ユキ
お互い高校生になり相変わらずのユキだったが

俺に劣らず実際ユキはモテていた

何度も告白されてる所を見た事がある

断る口実にされた事が数え切れない程あった

「この人!!私の彼氏!!!」
と見ていた俺の手をとり相手に伝える

「え?弟だよね?」
相手が言うと

「確かに弟だけど・・・」
「あなたと付き合う位なら啓介と付き合った方がマシよ」

何て言うもんだから

学校ではかなりのブラコン?シスコン?と噂され迷惑極まりなかった


納得のいかないユキファンが何度か俺に喧嘩を吹っかけてくる事もあった

まぁ、そんなのは柔道や空手で鍛えていたから何の障害にもならなかったけど


ただ俺もお年頃

ユキがあまりにも五月蠅いから堂々とは出来なかったけど
彼女を作ったりもしていたんだ


でも、それに気がついたユキがデートを邪魔しに来たりして・・・

結局長くは続かなかった





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