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お前がすきでたまらない
第25章 後輩、後藤
「ちょっ!!」
「せんぱ・・・」
「ぐえ!!!」

蛙が踏まれたような声を出す信

「お前、背が低いからモテないって言ってたじゃないか」
「丁度いい」
「俺が伸ばしてやるよ」

更に締め上げた


「ちょ!!マジで!!」
「しむ・・・」

俺の手をパンパンと叩きストップの合図を知らん顔した

「しむがどうした?」

声が出せるように少し緩めると

「す、す、す、すいませ~ん」


「反省してないな」

「俺はお前をモテる様に協力してやってるんだ」

「背が伸びたお前ならどんな美少女もお前に惚れるだろうな」

また締めあげた


「じょ、冗談ですってば」
「すいませんってば」
「勘弁して・・・」

パンパンと俺を叩く手が激しくなった


「チッ」

気は済まなかったがとりあえずやめておいた

「ハァハァ・・・」

「・・・そんなにキレる事ないじゃないですか・・・」

首をさすりながらブツブツぼやく



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