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お前がすきでたまらない
第26章 女同士
可愛いカフェとパンケーキ・・・
ユキさんが私にも理解るように言ってくれたけど・・・

「そうね・・・」
「難しかったかしら・・・」

「私の自惚れなのかも知れないけど・・・」
「少なくとも私を追い出したりしなかったわよ!!」

「それに・・・」
「啓介の立場もあるのに・・・」
「中途半端な気持ちでこのはちゃんの事を考えたりしないわ」

そうだよね・・・
啓介さん・・・
刑事さんだもんね・・・

また私の考えがマイナスな方へと向かってゆく

「そんな顔しないで」
「このはちゃん」

「このはちゃんにそんな顔をさせたくて言ったんじゃないのよ」
「このはちゃんは・・・」

「啓介を信じてればいいのよ」


「信じる?」

啓介さんを?


「そう・・・」
「私は何があっても啓介の味方だし・・・」

「このはちゃんの味方になりたいと思ってる」


「ユキさん・・・」

嬉しくて涙が出そう・・・


「今日は会えないかな~?って本当は思ってたのよ」
「このはちゃんとお話ししたかったし」

「このはちゃんの事はまだよく理解らないからこれからいろいろ知っていきたいな」


啓介さんも同じような事を言ってくれた・・・

「私も・・・ユキさんと話せて良かったです」

恥ずかしくて俯いてしまう


「このはちゃんが恥ずかしがり屋で・・・」
「良い子だって事はわかったよ!!」



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