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第28章 恋文とジェラシー

「あまりにも腹が立ったから」

「「職場でもそんな呼び方してるのかしら？」って言ってやったの！！」


「「啓介先輩の事ですか？」」


「「もう少し考えた方がいいんじゃないかしら？」」
「「仮にも、立派な婦警さんな訳だし？」」


「「お褒め頂きありがとうございます」」
「「今はプライベートなので・・・」」
「「以後、職場では気をつけますね！！」」
「「お姉さま」」


「「・・・それに・・・いきなり同席はどうかと思うわ」」
「「こちらの返事も無しに座るなんて・・・」」
「「失礼ね」」


「「・・・それは・・・すみませんでした」」


「「ユキさん・・・私もすいませんでした・・・」」


「「・・・時田ちゃんと私は面識があるけれど、あなたとは初対面よ」」
「「自己紹介も無しに・・・」」
「「お姉さまも失礼ね」」


「「・・・確かに・・・失礼しました」」
「「神尾静です」」
「「け・・・谷川先輩にはいつもお世話になっております」」


「「・・・足立ユキです」」




「「・・・神尾～～」」
「「確かにお前失礼だわ～～」」
「「ユキさんにまず挨拶しろよ～～」」


「「「「うるさい！！！！」」」」



「その場に居た三人が信のバカに声を合わせて言ったのよ」