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お前がすきでたまらない
第29章 啓介の本気

「先輩・・・」
「覚えてますか?」
「俺が中3で先輩が高1でしたよね」
「俺が絡まれてて・・・」
「先輩は俺を全く知らなかったのに・・・」
「「俺の後輩に何してんだ!!」って言って・・・」
「俺を助けてくれました・・・」
「3対1はどう考えてもな・・・」
懐かしい話を思い出す
「それでも助けてくれる人なんて滅多にいないですよ」
「皆、見て見ぬふりでしたし・・・」
「たまたま通りかかったからだよ」
「俺は先輩の事を知ってました」
「同じ中学だったし、先輩、有名でしたもんね」
「俺が入学した頃、ユキさんと先輩、美形姉弟って・・・」
「それから先輩に憧れて、高校も追いかけて・・・」
「先輩を追いかけまわすうちに、ユキさんとも仲良くなって・・・」
「先輩は俺を可愛がってくれて、よく家にも泊まりに行きましたよね」
「お前は・・・ユキ目当てだっただろうが」
「それは否定しませんが・・・」
「・・・先輩のお父さんやお母さんも俺、大好きなんですよ」
「いっつも、美味い飯食わしてくれて・・・」
「笑顔で「いらっしゃい」って言ってくれて・・・」
「俺の青春ノートは先輩なしでは書けません」
「先輩が警察官になるって言った時、先輩にぴったりだと思いました」
「そんな先輩が・・・」
「先輩に助けてもらった時から先輩に何かあった時は俺が力になるって決めてました」
「先輩、先輩の口から何があったのか聞きたいんです」
「俺はいつでも、何があっても先輩の味方ですから」
「覚えてますか?」
「俺が中3で先輩が高1でしたよね」
「俺が絡まれてて・・・」
「先輩は俺を全く知らなかったのに・・・」
「「俺の後輩に何してんだ!!」って言って・・・」
「俺を助けてくれました・・・」
「3対1はどう考えてもな・・・」
懐かしい話を思い出す
「それでも助けてくれる人なんて滅多にいないですよ」
「皆、見て見ぬふりでしたし・・・」
「たまたま通りかかったからだよ」
「俺は先輩の事を知ってました」
「同じ中学だったし、先輩、有名でしたもんね」
「俺が入学した頃、ユキさんと先輩、美形姉弟って・・・」
「それから先輩に憧れて、高校も追いかけて・・・」
「先輩を追いかけまわすうちに、ユキさんとも仲良くなって・・・」
「先輩は俺を可愛がってくれて、よく家にも泊まりに行きましたよね」
「お前は・・・ユキ目当てだっただろうが」
「それは否定しませんが・・・」
「・・・先輩のお父さんやお母さんも俺、大好きなんですよ」
「いっつも、美味い飯食わしてくれて・・・」
「笑顔で「いらっしゃい」って言ってくれて・・・」
「俺の青春ノートは先輩なしでは書けません」
「先輩が警察官になるって言った時、先輩にぴったりだと思いました」
「そんな先輩が・・・」
「先輩に助けてもらった時から先輩に何かあった時は俺が力になるって決めてました」
「先輩、先輩の口から何があったのか聞きたいんです」
「俺はいつでも、何があっても先輩の味方ですから」

