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お前がすきでたまらない
第30章 信の青春ノート
それからの俺は先生や母親をいろんな意味で驚かせた
成績なんて中の中
本当の本命だった志望校は中の下
一方、先輩の高校はトップレベルの進学校
今からでは間に合わないと誰もが口をそろえて俺に言った
中3の夏休み全てをこれでもかと言う程勉強した
母親に頼んで、塾へも通わせてもらった
当然、寝る間も惜しんでひたすら勉強に打ち込んだ
時々、息抜きに正義の散歩コースで先輩を待っていると
「ワンワンワン!!!」
正義もすっかり俺を憶えてくれていた
「よう!!」
「信!!元気か?」
なんて先輩が話しかけてくれる
それだけで、勉強の疲れも吹き飛んだ
先輩は約束通り勉強を教えてくれたりもしたんだ
成績なんて中の中
本当の本命だった志望校は中の下
一方、先輩の高校はトップレベルの進学校
今からでは間に合わないと誰もが口をそろえて俺に言った
中3の夏休み全てをこれでもかと言う程勉強した
母親に頼んで、塾へも通わせてもらった
当然、寝る間も惜しんでひたすら勉強に打ち込んだ
時々、息抜きに正義の散歩コースで先輩を待っていると
「ワンワンワン!!!」
正義もすっかり俺を憶えてくれていた
「よう!!」
「信!!元気か?」
なんて先輩が話しかけてくれる
それだけで、勉強の疲れも吹き飛んだ
先輩は約束通り勉強を教えてくれたりもしたんだ