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お前がすきでたまらない
第30章 信の青春ノート
「用事がある」と言って先輩とは別れた

不思議そうな顔をしていた先輩だったが
「早く戻れよ」と言って歩いて行った


その足で俺は神尾の所へと向かった


神尾は俺の顔を見ると怪訝な顔をしたが

「話があるんだ」
「ちょっといい?」

気にせず話しかけた


人目につかない場所まで神尾を連れて行く


「なに?」
「忙しいんだけど・・・」

コイツ・・・
俺にはほんと愛想ないな

「先輩の事だけど・・・」

「・・・」

「みんなに言わないよな?」

「・・・聞いてたの?」

「ああ・・・」

「・・・言わないわよ」
「なに?口止めでもしろって言われたの?」

「先輩が?」
「まさか」

「・・・言う訳ないじゃない・・・」
「そんな事したら私が振られたって・・・ばらすようなものだし・・・」

「・・・確認したかっただけだよ」
「先輩には先輩の考えがあるんだ」
「変な噂流れると、先輩が困るからさ」

「・・・困るねぇ・・・」

「何?その意味深な言い方」

「別に・・・」

「・・・言っとくけど・・・」
「俺は神尾のファンでも何でもないからさぁ・・・」
「先輩に何かしたり・・・」
「変な噂・・・流したりしたら・・・」


「俺・・・お前に何するかわかんないよ?」

「わかったわよ!!」

神尾が去って行く


確認したかっただけだ
先輩の不利になるような事は何だって・・・

あ・・・
彼女、時田の友達だったけ?

まぁいっか


先輩は先輩のやりたい様に・・・
俺は俺のやりたい様に・・・


ですよね?
先輩!!


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