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第31章 恋の病の処方箋

啓介さんのお風呂あがり・・・
相変わらず色っぽくてドキドキしちゃう

そんな色っぽい啓介さんを前に食事・・・
いつまで経っても慣れないな

でも・・・
今日の啓介さんは様子が変だった
何か考えているような・・・


「・・・グラタンって・・・」
「作れるんですね！！」
何か話題を・・・
そう思って話しかけてみる


「・・・そうだな」
やっぱり変だよ
啓介さん・・・


「ユキさんから聞きました！！」
「啓介さんが好きだって！！」
もしかして、違ったかな？


「・・・ああ・・・」
そっけない返事


「ユキさんって何でも作れるんですね！！」
まずかったのかな？


「・・・ああ・・・」
・・・ああばっかり


「・・・まずかったですか？」


「・・・ああ・・・」


「・・・ごめんなさい・・・」

泣きそうになる・・・



「え？」
「あ・・・」
「いや・・・違う！！違う！！」
「美味いよ！！美味い！！！」

焦る啓介さん
泣きそうな私