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お前がすきでたまらない
第32章 啓介の決心
「・・・ごめん」
俺はそれしか言えなかった
俺が親父とそっくりで・・・
親父が嫌になる所・・・
元々、親父は刑事だったんだ
それが母親を好きになり・・・
警察官を辞めた
母親は家庭環境が複雑で何度も非行に走り警察の世話になっていたらしい
その度に何度も親父が更生させようと努力したが・・・
ついには少年院送りになった母親
そんな母に惚れた親父
行く当てもなかった母に親父はプロポーズした
「お前の面倒は俺が見る」
と・・・