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お前がすきでたまらない
第33章 谷川家
男性が二人入って来た

「こんにちは」
「初めまして」
「足立穂高です」

一人の男性が
そう言ってにっこりと笑ってくれた

優しそうで・・・
清潔感があって・・・
メガネが似合っていて・・・
落ち着いた大人の男性

「は、は、は、初めまして」
「白井このはです」

ぺこりと頭を下げた



もう一人は・・・
年輩の男性で・・・
啓介さんの面影を映していた


「・・・親父」
「このはだ」

啓介さんが呟いた


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