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お前がすきでたまらない
第33章 谷川家
「はははは、は、は、は、初めまして」
「白井このはです!!!」

啓介さんのお父様に緊張しすぎてどもってしまった


「・・・いらっしゃい」
「よく来たね」
「ゆっくりして行くといい」

そう言ってお父様は少しだけ微笑んでくれた


「さぁさぁ、お話はご飯を食べながらゆっくりしましょう」

お母様が皆を食事席へと手招きする


「このは」
「座ろう」

啓介さんが私を席へと案内してくれる


「・・・親父も・・・」
「このはに緊張してるんだよ」

って耳元でこっそり教えてくれた


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