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お前がすきでたまらない
第33章 谷川家
女性陣にはジュース
男性陣はビールを手にした


「・・・乾杯の前に・・・」
「俺からいいかな?」

「ユキ、穂高さん」
「今日は忙しいのに来てくれてありがとう」

「お袋、たくさんの料理ありがとう」

「・・・親父・・・」
「俺の我儘ばかりで・・・」
「本当にごめん」


「親父」
「お袋」
「ユキ」
「穂高さん」


「俺は・・・」
「ここに居る白井このはと結婚したい」

「一生をかけて守りたい」
「幸せにしたい」
「俺が幸せになりたい」


「谷川このはになってもらいたい」

「俺の嫁になってもらいたい」

「まだまだ、未熟者の俺達だけど・・・」

「結婚する事を認めて欲しい」


「どうか・・・」
「俺たちを見守ってくれないか?」


「お願いします」


そう言って啓介さんは深々と頭を下げた



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