パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第34章 それから、これから・・・

「刑事が何たるかを教えてくれた」

「その先輩が・・・」
「辞めると・・・」

「俺は信じられなくて先輩に聞いたよ」


「・・・そしたら・・・」

「一人の女の子を・・・」
「幸せにしたいからだと・・・」

「相手は非行を何度も繰り返していた少女だ」
「俺も先輩も何度も手を焼いていたな・・・」
「まさか先輩が彼女と結婚するなんて・・・」


「同情ではないんですか？」
「後悔はしないんですか？」

「何度も聞いたよ・・・」


「「後悔はしない」」
「「あの子の面倒は俺が見る」」
「そう言った先輩だ」


「・・・全く・・・」
「そっくりだな・・・」


「俺の結婚を祝福してくれたのも先輩だった」

「「お前があの時、俺の後に頑張ってくれたしな」」
「「幸せにしてやれよ」」
「って励ましてくれたよ」

「お前も知ってる通り・・・」
「俺たち夫婦は歳の差があるしな」

「遅い俺の結婚を先輩だけが励ましてくれたんだ」