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お前がすきでたまらない
第34章 それから、これから・・・
翌日
俺の本当に最後の出勤の日


「今日まで・・・」
「本当にお世話になりました」

課の皆に最後の挨拶をした


「先輩、今までありがとうございました。」

信が代表で挨拶をしてくれる

「頑張れよ」

課長の言葉に皆が拍手をしてくれる



「先輩・・・」
「これ・・・」

時田が俺の前に来た

色紙が2枚
皆からの寄せ書きだった
一枚目は課の人間が書いたもの
2枚目は婦警が書いたものだった

課の人間の一人一人の見慣れた字と励ましの言葉が嬉しかった

婦警の寄せ書きは・・・
電話番号やアドレスばかりだった
あと、プリクラが沢山貼ってあった


俺は大事にそれを受け取った


信以外の親しかった同僚達には今日までに挨拶をしていた
中には涙ぐんでいる婦警が何人かいた


俺は深々と頭を下げ

「本当に・・・」
「本当に・・・」
「ありがとうございました。」


その言葉にもう一度皆が拍手をしてくれた


その拍手を背に
俺は慣れ親しんだドアを掴んだ


外に出ると清々しい位の晴天だった
そして俺の頬をくすぐる風が冷たくて・・・

もう一度署を振り返り
最後に精一杯の敬礼をした



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