この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お前がすきでたまらない
第10章 新婚ごっこ2
質素なごはん・・・
晩御飯にしては・・・

あの後、仕事があり急いで家を出る際、とりあえずの飯代として財布から5000円を渡した


「すいません・・・あるもので作っちゃって・・・冷蔵庫の中のもの勝手に使っちゃって・・・」

朝と同じセリフを彼女が言う

「金、渡したろ?スーパーへの地図書いたろ?」

晩飯を用意したいと彼女が言ったので、何もしないよりかは彼女にも良いかと、お金と近くのスーパーへの地図を渡したのだ
一人も退屈だろうし・・・

「どうした?道わかんなかったのか?途中で迷子にでもなったのか?」
金を使ってはいけないと思ったのか?
それには触れず、何でもない様子で彼女に聞いた

「いいえ!!まだ冷蔵庫の中で十分ですよ!お金を使うなんてもったいない!!」
「・・・けど、すいません・・・もっと豪華なものが良かったですか?お肉とか・・・?」


俺は苦笑いする・・・
「いや・・・すごいよ・・・なんもなかったのにありがとう・・・」

素直な気持ちだった・・・

そして素直な気持ちで卵とハムが入ったチャーハンを食べた

ちなみに朝の豪華なメニューは目玉焼きとパンだった(笑)

晩飯用にハムを取っておいたんだな(笑)
お嬢様にしてはやりくり上手な妖精だな(笑)

俺の冷蔵庫にレパートリーなんてある訳ないのに・・・

俺は純粋に感動した

きっと、これまでは食事は用意されてたんだろうし・・・
俺の為に作ってくれた事が・・・
すごく、すごく・・・嬉しかったんだ・・・

/725ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ