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お前がすきでたまらない
第36章 バチェラーパーティー・バチェロレッテパーティー
「ヘアーメイクは明日するとして・・・」
「ううん!!」
「何でもない、何でもない」

お姉さんが首を振る

「じゃあ、始めるね」
「まずは髪を洗いましょうね」
「どうぞ」

優しい笑顔に少し安心する


「・・・でも・・・」
(お金・・・)

「このはちゃん、心配しないで」
「啓介のお願いなのよ」

「・・・啓介さんの?」

「そう!!」
「このはちゃんは心配いらないのよ」
「このはちゃんに断られたら、私が啓介に怒られるの」
「ねっ?」

「わかりました・・・」

啓介さんがそう言ってるなら・・・


「・・・それにしても」
「あの、啓介君がね~~」

お姉さんは私の髪を洗いながら話す

「・・・啓介さんの事、知ってるんですか?」

顔にタオルをかけながら聞いてみた


「もちろんよ!!」
「ユキとは小学校からの付き合いでね」
「啓介君とも遊んだりしたのよ~~」

「・・・そう・・・なんですね」

頭を洗ってくれる手が気持ち良すぎて・・・
眠ってしまいそう
そういえば・・・
啓介さんに頭ポンポンされると安心するな・・・
私・・・
頭触られるの好きなのかな・・・


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