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第38章 ｈｏｎｅｙｍｏｏｎ

「・・・とにかくここからは出ようか？」
「風邪をひくよ」

「・・・はい」

冷静な啓介さんの言葉
さっきまでの大胆な自分が恥ずかしくなる


「俺が先に出るよ」
「このははもう少し入ってるといい」

そう言って啓介さんは湯船から出る



なんて！！
なんて事を言っちゃたんだろう・・・
どうしよう・・・
どうしよう・・・

啓介さん・・・
呆れちゃったのかな？
だから・・・
先に出ちゃったのかな？

ブクブクと肩までお湯に浸かった


啓介さんを好きな気持ちが止まらなくて・・・
啓介さんに触れたくて・・・

嫌われたらいやだな・・・


少し泣きそうになった