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お前がすきでたまらない
第11章 新婚ごっこ0(回想)

「おにぎりも楽しみだけど、明日は休みもらったから、当面のいるもの買いに出掛けようか?」
俺が提案すると、彼女は俯いた
「・・・あの・・・私は・・・いいんです・・・」
「何が?」
俺は尋ねた
「あの・・・お金が無いので・・・」
「あるよ。俺が持ってる」
「・・・はい・・・でも、啓介さんに我儘言ってここに居させてもらって・・・」
おいおい・・・
今。何て言った!!
空耳か!!
啓介さんだって!!
え?
ちょ!!
ちょっともう一回言ってみ?
もう一回聞きたい!!
え?何だって?
何て言った?
「え?」
もう一度名前を呼んでもらいたいが為に彼女に聞いた
すると彼女は申し訳なさそうに
「買い物はしなくて大丈夫です・・・」
と・・・
俯いた
イヤ・・・
俺が聞きたいのはそんなセリフじゃない!!
「啓介さん」だ!!!
もう一度彼女のかわいい声で聞きたい!!
もう一度聞きたくて意地悪してみた
「俺・・・飯代渡したよな?地図書いたよな?朝飯も晩飯も美味かったし、明日のおにぎりも楽しみだけど・・・なんで使わなかった?」
・・・彼女は俯いたまま
「啓介さんが一生懸命に働いたお金は私には使えません・・・」
俺が提案すると、彼女は俯いた
「・・・あの・・・私は・・・いいんです・・・」
「何が?」
俺は尋ねた
「あの・・・お金が無いので・・・」
「あるよ。俺が持ってる」
「・・・はい・・・でも、啓介さんに我儘言ってここに居させてもらって・・・」
おいおい・・・
今。何て言った!!
空耳か!!
啓介さんだって!!
え?
ちょ!!
ちょっともう一回言ってみ?
もう一回聞きたい!!
え?何だって?
何て言った?
「え?」
もう一度名前を呼んでもらいたいが為に彼女に聞いた
すると彼女は申し訳なさそうに
「買い物はしなくて大丈夫です・・・」
と・・・
俯いた
イヤ・・・
俺が聞きたいのはそんなセリフじゃない!!
「啓介さん」だ!!!
もう一度彼女のかわいい声で聞きたい!!
もう一度聞きたくて意地悪してみた
「俺・・・飯代渡したよな?地図書いたよな?朝飯も晩飯も美味かったし、明日のおにぎりも楽しみだけど・・・なんで使わなかった?」
・・・彼女は俯いたまま
「啓介さんが一生懸命に働いたお金は私には使えません・・・」

