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お前がすきでたまらない
第12章 デートごっこ
隣で彼女が歩いているとキョロキョロしながらも、時々、何かに目が留まり目を輝かせるのが判った

「あれ?あの服が気になる?」
俺が聞くと
ハッとし、ばれた!!って顔でブンブンと首を振った。


「いえ・・・あの違うんです・・・ちょっと見ただ・・・」
彼女が言い終わらないうちに

「よし!見に行こう」
と、無視して彼女の手を引き目当ての店に連れて行った


「ん!!このはに似合いそうだな!!着てみたら?」

ポポポな彼女は
「ありがとう・・・ございます・・・でも・・・啓介さんのお金を・・・」

とまた言い出したので無視して支払いを済ませた


本当に似合ってると思ったので店員に言ってそのまま着てきた服は包んでもらった


女の子らしい、かわいいワンピース
このはがそれを着るとまるで絵本から本当に妖精が飛び出してきたのかと思った・・・


「すごく似合ってる!かわいいな!」
俺が言うと
真っ赤になりもう、ポポポポポポポだった(笑)
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