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お前がすきでたまらない
第13章 私を救ってくれた人
それから、違う刑事さんが訪ねて来た

ちょっと、年輩の人・・・

心の中で
(いつもの刑事さん(啓介さん)じゃない・・・)
と、がっかりした・・・



「失礼します」

「はい」
と、私が言うとすごく言いづらそうに


「・・・あの・・・この度は・・・」
と、言った

そして、とても私を気使いながらいくつか会話してくれました。


すごく言いづらそうに
「・・・えっとね・・・君は気を失ってただけだから体は元気なんだよ」
「それはわかるかい?」



「はい・・・」
私は答えた


年輩刑事さんは尚も言いにくそうに
「・・・でね・・・これからの事なんだけど・・・」
と続けた


「・・・どうしたいかな?家に帰るとか・・・その・・・一人が良いとか・・・」
ともごもごした

「今は保護施設って言ってね?傷ついた心を養える場所もあるんだよ」
と・・・


(あぁ・・・そうか・・・これから私は一人なんだ・・・)
と・・・

あの家には帰りたくない
かと言って一人にもなりたくない
ましてやそんな保護施設なんて嫌だ

だれか助けてほしい・・・

すると、あの人の顔が浮かんできた

私の頭の中は何故だか私を助けてくれた人でいっぱいだった

なぜだろう・・・
今日はあの人でなくて残念だった
あの人に会いたかった
あの人ならまた私を助けてくれる?
あの人に助けてくれたお礼がしたい!!
ううん・・・違う・・・

一緒にいたい



初めてだった
自分が何かを欲しいと願うのは・・・
初めての自分の欲求は心にどうしようもない程、衝撃が走った


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