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お前がすきでたまらない
第13章 私を救ってくれた人
「!!!お願いします!!お願いします!!」
私は泣きながら必死に懇願した

「・・・ダメだよ」

泣き叫ぶ私に困ったように言った

「私の・・・元気になる場所ならって・・・」
泣く私に年輩刑事さんはどうしたもんかと困り果てた


すると年輩刑事さんは苦渋の決断のように
「あと、三か月で16歳になるだろ?そしたら自由にしたらいい」
「お金は心配いらない。両親は財産を残してくれてる」
「それまでは、保護施設に居たらどうかな?」


納得させたいのはわかる
納得しなくてはいけない事も
そして、三か月後には私の気持ちは変わっているだろうと・・・


「!!なら!!三か月でいいんです!!」
「あの人と過ごさせて下さい!!お願いです!!」

と懇願した



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